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コクヨのボールペン 徹底比較(500円以下)

学生や社会人はもちろんのこと、だれもが日常生活の中でボールペンを使うと思います。
でも、たくさんのメーカー、種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

この記事ではコクヨが出しているボールペンを紹介し、その中での一番のオススメを紹介します。

なお、書き心地の表現方法として、「なめらか」、「ぬるぬる」、「カリカリ」、「引っかかる」といった言葉を用います。
イメージして頂ければと思います。

コクヨ株式会社の特徴

まずコクヨ株式会社という会社について簡単に触れておきます。

コクヨというとどんな商品をイメージするでしょうか。オフィスであればスチールデスクにキャビネット、椅子が挙げられます。個人であれば昔懐かしのくるくるメカやキャンパスノートなどがあるかもしれません。

このようにコクヨはオフィス空間で快適に仕事をするためのソリューションを提案する会社であり、オフィス家具メーカーであり、個人用の文具メーカーでもあるとても身近な存在です。

この記事ではその商品の一つ、ボールペンを扱います。

コクヨのボールペン

コクヨが出しているボールペンは4種類あります。

内訳は、インクで分けると、油性インクとゲルインク(エアリーゲルインク)の2種類、
ボール径は、0.5mm0.7mmの2種類になります。

まず、油性インクの2種類をご紹介します。
パワーフィットPRO-100Dコロレーです。

パワーフィットPRO-100D( ボール径:0.7mm  替え芯:PRR-SJ7D)

特徴

名前にフィットという文字がついていることから分かるように、持つ際のフィット感を求めたペンです。軸が少し太めに設計された「エアーイングリップ機構」と、大体のボールペンより少し長め(1㎝弱)になっていることにより、重さのバランス取れていて長時間の筆記による疲労を軽減します。

また書き心地は、油性インクの特徴が表れていて、なめらかに書けます。

ノックの音がカチカチと甲高く鳴るので、この音が好きな人は気分が上がるかもしれません。

コロレーF-VPR105B( ボール径:0.7mm  替え芯:PRR-SJ7D) 

特徴

コロレーシリーズは、軸本体がパステルカラーを特徴としています。
またグリップがラバー素材で、持ちやすく握りやすくなっています。

替え芯はパワーフィットと同じで、筆跡も同じになります。
筆跡は上述のパワーフィットを参照してください。

ノック部分がパワーフィットと違い、かなりおとなしめです。
軽いと言えばそうなのですが、なんか弱弱しいノック感です。

ここからは、ゲルインク(エアリーゲルインク)の紹介をします。

コクヨミー ( ボール径:0.5mm  替え芯:なし) エアリーゲルインク

特徴

Life Accessoriesという、いつも身近にある文具というのがコンセプトのペンです。

グリップ部分の片面?が平らになっていて(Dグリップ)、恐らくそこに人差し指をあてる形でペンを握るのだと思います。そのような形により、ペンを握る時に、さっと位置が定まります。

コクヨミーは、ゲルインク(エアリーゲルインク)を採用しているボールペンです。
ゲルインクなのでなめらかサラサラに書け、また発色もいいです。

最後に、エラベルノの紹介です。

エラベルノ ( ボール径:0.5、0.7mm  替え芯:) エアリーゲル、シルキー油性

kokuyo-eraberuno
kokuyo-eraberuno

特徴

商品の生産自体は終了していますが、在庫分は店頭(ネット)に出ています。

軸3種類(太め、標準、細め)とインク4種類(黒の場合、ボール径0.5mと0.7mmに、エアリーゲルインクとシルキー油性の掛け合わせ)から選んで組み合わせるので、「エラベルノ」というネーミングです。

軸の太さに関しては、一般的に、太めだと握る力が弱くても書きやすくなりますし、細めは筆圧が強い人に合っています。もちろん好みはありますが、参考までに。

エラベルノのグリップ部分もDグリップを採用しているので、さっと握りやすいです。

書き味ですが、シルキー油性の0.7mmは、とてもなめらかに書けます。
これは今までの油性インクよりさらに低粘度の油性インクを使用しているためなのですが、
さらに、先端ボールの後ろにもう1つボールを配置することで、先端ボールの回転を安定させる構造にあります。

エアリーゲルインクの0.5mmは、ゲルインクらしくサラサラかけるのですが、少し固めに感じる部分もありました。
エアリーゲルインクの0.7mmは、そのカリカリ感が無くなり、とてもなめらか、サラサラと書けます。

コクヨのボールペンの一番のオススメ

以上の ボールペンの選び方のポイントを踏まえ、コクヨのボールペンの中で一番のオススメを紹介します。
なおコクヨのボールペンは、ボール径が0.5mmと0.7mmの2種類で、用途としては同じと考え、一緒に比較します。

0.5-0.7mm

このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。

kokuyo-0.5-0.7mm
kokuyo-0.5-0.7mm

一番のオススメはエラベルノのエアリーゲルインク0.5mmです。

書き味をなめらかさの順で言えば、
なめらか大 エラベルノのエアリーゲルインク0.7mm > エラベルノ油性0.7mm >
エラベルノのゲルインク0.5mm = コクヨミー > パワーフィット
と感じました。
エラベルノのエアリーゲルインク0.7mmは一番なめらかなものの、少し線幅が大きいかなと思いました。もし文字を書くスペースに余裕があるならばこちらが1番です。
エラベルノの油性0.7mmとゲルインク0.5mmを比べると、ゲルインク0.5mmのほうがなめらかさとカリカリ感のバランスが取れていて文字を書いている感覚がいいと感じました。またゲルインクの発色の良さもポイントです。
エラベルノのゲルインク0.5mmとコクヨミー同じ書き味なのですが、エラベルノには、ボディの太さを3パターン(太め、標準、細め)選べます。

まとめ

いかがでしょうか。アイディア溢れる文房具がたくさんあるコクヨですが、ボールペンも魅力的な商品を出しています。ボールペン選びの際には是非コクヨも含めて検討してみてください。
この記事が参考になればうれしいです。

なお、如何に、製品・ボール径ごとの替芯対応表と、替芯ごとに対応するボールペンの表をあげておきます。こちらも参考にしてください。

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