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三菱鉛筆のボールペン 徹底比較(500円以下)

学生や社会人はもちろんのこと、だれもが日常生活の中でボールペンを使うと思います。
でも、たくさんのメーカー、種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

この記事ではボールペンの様々な種類やその特徴を踏まえ、選ぶ際のポイントについて説明していきます。
また、三菱鉛筆株式会社(以下三菱鉛筆)の出しているボールペンを比較し、オススメをボール径ごとに紹介していきます。

なお、書き心地の表現方法として、「なめらか」、「ぬるぬる」、「カリカリ」、「引っかかる」といった言葉を用います。
イメージして頂ければと思います。

三菱鉛筆の特徴

まず 三菱鉛筆という会社について簡単に触れておきます。

三菱鉛筆は1887年に創業し、鉛筆をはじめシャープペンシル、ボールペン、サインペンなどを製造販売しています。ボールペンと言えば、パイロット、ゼブラとともに名前があがる有名なメーカーでしょう。商品にはuni(ユニ)というコーポレートブランド名が付きます。

この記事ではボールペンをご紹介します。

なお、三菱鉛筆は三菱グループの企業ではありません。

ボールペンの選び方のポイント

ボールペンを選ぶ際のポイントを3つ、ご紹介します。

・インクの種類
・ ボール径のサイズ
・ ペンの出し方

インクの種類

インクは大きく分けると油性、水性、ゲルインクの3種類があり、それぞれに特徴があります。

油性
インクの粘度が高く、しっかりとした書き心地があります。言いかえれば、重いともいえます。
ただ最近は低粘度のインクが開発され、とても書き心地のいいものが主流です。
にじみにくい、芯の太いものが多い、カラーバリエーションは少ないといったこともあります。
用途:仕事用、またきちんとした書類に書く場合。

水性
インクの粘度が低く、書き心地が軽く、サラサラ書けます。
インクがだまになりにくく、かすれにくいです。
また色が鮮やかで、種類も豊富です。
一方、滲みやすく、インクの渇きが比較的遅いという問題もあります。
つまり、裏写りしてしまったり、書いているといつの間にか手にインクが付いていたりということがあります。
用途:イラスト。

ゲルインク
基本的に水性なのですが、油性インクと水性インクのいいところをあわせもっています。
つまり油性インクのように、にじみにくく、乾きが早い、
水性インクのように、書き心地が軽く、色鮮やといった両面を持っています。
一方、インクの減りが早いというデメリットもあります。
用途:どんな場合でも、つまりオールマイティです。

ポイントをまとめると以下の表のようになります。

油性水性ゲル
粘度高い低い低い
書き心地しっかり軽い
サラサラ
軽い
サラサラ
にじみにくいやすいにくい
裏移りしにくいありしにくい
かすれありにくいにくい
ボテありなしなし
カラバリ少ない多い多い
発色劣る鮮やか鮮やか
用途仕事、書類イラストオールマイティ

ボール径のサイズ

ボール径のサイズ(線の太さ)は、、0.2mm台の非常に細いものから1.0mm以上の太いのものまで、いろいろあります。サイズにる特徴や用途は以下のとおりです。

0.5mm未満
細いため、小さく書いても文字の線が重なることはありません。
ただボール径が小さいと、どうしてもカリカリと引っかかりの強い書き心地になってしまいます。
手帳に予定を書くときに使うのがいいと思います。


0.5mm~0.7mmくらい
普段に使うものとして、ちょうどいい太さです。
なめらかさや引っかかり具合のバランスが取れていて書きやすく、
線の太さ、色鮮やかさも見やすいです。
仕事用、学習用、日常でのメモ用など、オールマイティです。


0.7mmより太い
太く大きい文字を書く時に使用するのがいいと思います。
ボール径が大きい分、書き心地がなめらかです。 
あて名書きなど大きな文字を書くときに使うのがいいと思います。

以上をまとめると、次の表のようになります。

0.5mm未満0.5-0.7mm0.7mmより大きい
特徴・細く、小さく書いても
線が重ならない
・カリカリと
引っかかりが強い
・なめらかさと引っかかりの
バランスがいい
・色鮮やか
・太くて大きい文字用
・さらになめらか
用途手帳オールマイティあて名書き
ボール径ごとの特徴

ペンの出し方

キャップ式

封をするわけなので、インクが乾きにくくなります。
また間違ってペン先を出して、手や服に書いてしまうことが少なくなります。
一方、キャップを取り外す必要があるため、何か急いでメモを取ろうとしたり、
何かを持って両手がふさがっていたりする時は、ストレスがあるかもしれません。

ノック式

軸の頭や横に押すところがあり、そこでペン先の出し入れをするタイプです。
胸ポケットのところに入れておいたり、バックのペンホルダーのところに入れておいたりして、必要な時にノックしてペン先を出し、さっと書ける場面をイメージしてみてください。
これはノック式ならではです。

一方、最近は音ハラスメント(ノイズハラスメントとも言う)という言葉が登場していて、ペンを出すときのノック音もそれに含まれる場合があるようです。そのため身近に気にする人がいて、音に注意している人もいるかもしれません。あるメーカーでは、ノック音を小さくしたペンも登場しているようです。

三菱鉛筆のボールペンの一番のオススメ(ボール径ごと)

以上の ボールペンの選び方のポイントを踏まえ、三菱鉛筆のボールペンの中で一番のオススメを紹介します。
用途によっても異なると思いますのでボール径を0.28mm-0.38mm、0.5mm-0.7mm、それ以上、に分けることにします。

なお、インクの種類ごとの比較については下記を参照してください。

三菱鉛筆のボールペン(油性) 徹底比較(500円以下)

三菱鉛筆のボールペン(水性) 徹底比較(500円以下)

三菱鉛筆のボールペン(ゲルインク) 徹底比較(500円以下)

0.28-0.38mm

細字ですので、細い文字等を書きたいときの場合です。手帳用などがあげられるでしょう。

このボール径の中では、油性ボールペンのジェットストリーム0.38mmとゲルインクのユニボールワン0.38mmの2択になります。オススメは、ユニボールワン0.38mmです。
この二つを比較すると、ユニボールワンの方がなめらかに書けました。ジェットストリームは引っかかる感じが強かったです。ジェットストリームも十分になめらかに書けるのですが、それでも、でした。
また、ユニボールワンの方が少し太く(鮮やか)見えました。

0.5mm-0.7mm

このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。

このボール径の中では、油性ボールペンのジェットストリーム0.7mmとゲルインクのユニボールシグノ307の0.5mm、水性ボールペンのユニボールアイ0.5mmの3択になります。
オススメは、ユニボールシグノ0.5mmです。
ユニボールシグノが一番なめらかに書けました。ジェットストリームもとてもいいのですが、比べてみると、何となくシグノの方がいいかなという感じです。これは個人差があるとは思いますが。ユニボールアイは水性ボールペンの特徴のため、書き心地は非常に軽いのですが、上記用途としては何か違うかなと思いました。
写真の線の太さも参考にしていただければと思います。

1.0mm以上

大きい文字を書きたい場合(あて名書きなど)です。

このボール径での比較は、油性ボールペンのジェットストリーム1.0mmと、同じ油性ボールペンの楽ノック1.4mm、ゲルインクのユニボールシグノ1.0mm、水性ボールペンのユニボールエア0.7mmになります。(ユニボールエアは0.7mmですが、かなり太いのでこちらに入れています)
正直ここは、一番のオススメというのは出せませんでした。しいて言うならばジェットストリームですが。それぞれ、インクの特徴が書き味や見た目などによく表れていました。なめらかさや太さなどです。写真を参考にしていただければと思います。

まとめ

いかがでしょうか。本当に種類の多い三菱鉛筆のボールペンですが、その分魅力的な商品もたくさんあります。ボールペン選びの際には是非三菱鉛筆も含めて検討してみてください。
この記事が参考になればうれしいです。

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