学生や社会人はもちろんのこと、だれもが日常生活の中でボールペンを使うと思います。
でも、たくさんのメーカー、種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。
この記事ではボールペンの様々な種類やその特徴を踏まえ、選ぶ際のポイントについて説明していきます。
また、ぺんてる株式会社(以下ぺんてる)の出しているボールペンを比較し、オススメをボール径ごとに紹介していきます。
なお、書き心地の表現方法として、「なめらか」、「ぬるぬる」、「カリカリ」、「引っかかる」といった言葉を用います。
イメージして頂ければと思います。
ぺんてる の特徴
まず ぺんてる という会社について簡単に触れておきます。
ぺんてるは1946年に設立した文具メーカーです。文具に関しては画材、消し具、マーキングペン、ボールペン、シャープペンシル、替芯など書くことに関連した商品を製造・販売しています。
代表的な商品は、くれよんや絵の具、サインペンがあり年齢の低い時から使っている人も多いと思います。他にもオレンズやグラフシリーズのシャープペンなど年齢層が上がってからも使える商品も数多くあります。
この記事ではその中の一つ、ボールペンを扱います。
ぺんてる のボールペンの一番のオススメ(ボール径ごと)
以上の ボールペンの選び方のポイントを踏まえ、 ぺんてる のボールペンの中で一番のオススメを紹介します。
用途によっても異なると思いますのでボール径を0.28mm-0.38mm、0.5mm-0.7mm、それ以上、に分けることにします。
なお、インクの種類ごとの比較については下記を参照してください。
ぺんてる ボールペン(ゲルインク) 徹底比較(500円以下)
0.35mm
細字ですので、細い文字等を書きたいときの場合です。手帳用などがあげられるでしょう。
このボール径は、ゲルインキボールペンのエナージェルユーロ0.35mm一択です。
ヨーロッパモデルのエナージェルユーロは、アルファベットを書くように設計されているためか、ヨコ書き、速記に強いというのがうたい文句です。
替え芯はなく、キャップ式です。
この構造が他のエナージェルシリーズとの違いであり、その結果、構造上軽くなっています。
価格も抑えられています。
0.35mmというボール径だと、いくらなめらかとは言ってもある程度はカリカリ感があるものですが、これはまったくありません。ぬるぬる、スラスラと、とてもなめらかな書き味です。
なお、キャップは少し固めで開け閉めには力がいると思いました。
0.4mm-0.7mm
このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。
このボール径の中では、ゲルインキのエナージェル(0.5mm)、同じくゲルインキのエナージェル(0.7mm)、水性インキのボールPentel(0.6mm)、油性インクの.e-ball(0.7mm)の4つを比較します。
一番のオススメは、エナージェル0.7mmです。
書き味は、インクそれぞれの特徴をよく表していました。
ゲルインキは、なめらかで発色がよく、
水性は、表現がしづらいのですが、水性ボールペンのこすったような書き味、
油性はヌルヌルとなめらかに書けました。
このボール径の範囲なので、どれもカリカリと引っかかる感じはありません。
その中でエナージェル0.7mmを推したのは、書き味と見た目のバランスが一番いいと感じたからです。
これは好みが出ると思います。
写真を見てみると、水性はどうしても太くなってしまいます。ノートに文字を書くというよりはもっと別の用途があると思います。
ゲルインキと油性は太さがはっきりと分かれるので、細い方がいいという人は油性の.e-ballでしょう。
鮮やかで線幅が太いほうが良い人はゲルインキがいいでしょう
1.0mm
大きい文字を書きたい場合(あて名書きなど)です。
このボール径の中では、ゲルインキのエナージェル(1.0mm)、油性インクの.e-ball(1.0mm)の2つを比較します。
一番のオススメは、エナージェル1.0mmです。
このボール径になると書き味はどれも素晴らしいです。とてもなめらかに書けます。
そのため選ぶ基準の一つは筆跡です。
写真を見ると分かるように、線幅がまったく違います。
1.0mmというボール径を選ぶ場合、大抵の用途は大きく太い文字を書くあて名書きなどだと思います。
そうすると、エナージェル1.0mmほうが向いているでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。たくさんの種類があるぺんてるのボールペンですが、ラインナップが分かりやすいのが特徴だと思います。ぜひその中での最適な一本を探してみてください。
この記事が参考になればうれしいです。
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