いろいろなメーカーから出ているボールペン。
この記事では、SAKURAが出している500円以下のボールペンのうち、
油性インクのボールペンについて徹底比較していきます。
なお、比較は実際の見た目(写真付き)、書き心地を中心に行っています。
シリーズごとの比較
グロッソボール (ボール径 :0.7mm 、替え芯:油性ボールペンレフィル )
特徴
軸が太いボールペンです。
軸自体は、水性ボールペンにもあるグロッソと同じです。
そのため、少し太いかなという印象で、女性はなおさらそう感じるかもしれません。
水性インクのグロッソがボール径が0.5mmに対し、
油性インクのグロッソは、ボール径が0.7mmです。
また、水性インクのほうはクリップ部分にJELという名前があり、
油性のほうはBALLという名前になっていて、
そこから区別できます。
グロッソは可動式クリップです。
書き味は、油性インクの特徴でなめらかに書けます。
それ以上でもそれ以下でもなく、普通、という感じです。
水性インクと比べるとやや色が薄く感じます。
ノックスボール100Kエコフィール (ボール径:0.7mm 、替え芯:油性ボールペンレフィル)
特徴
グリップ部分にエラストマーという素材を使用していて、
ペンを握った時、柔らかすぎず、固すぎないです。
インクは、グロッソと同じものなので、書いた見た目は上述してあるグロッソを参照してください。
レトリコボール04 (ボール径:0.4mm、替え芯:油性ボールペンレフィル04 )
特徴
軸本体が細く、また短いボールペンです。
ただ、そうはいっても、コンパクトにするために持った感を犠牲にするのではなく、
書く時に不便さを感じる事はありませんでした。
いい感じに、コンパクトになっています。
ペン先に、「ニードルチップ」を採用していて、細い字を書けます
書き味は、0.4mmという細さに対し、なめらかに書け、また引っかかる感じもありませんでした。
小さい字を書きたい場合、とてもいいと思います。
なお、このボールペンもグロッソなどと同じく、色は薄いと感じました。
油性インクシリーズの中での一番のオススメ
これまでの比較を通して、油性インクシリーズの中で一番のオススメを紹介します。
0.4mm-0.7mm
サクラが出している油性ボールペンは、グロッソ(0.7mm)、ノックスボール100K (0.7mm) 、レトリコボール04(0.4mm)の3種類です。
またグロッソとノックスボール100Kは、同じレフィルです。
それらを踏まえてこの中での一番のオススメは、
レトリコボール04です。
このボールペンは、適度にコンパクトな大きさになっていて、
しかも、0.4mmという細さなのに、引っかかり感もなく書けます。
小さい文字を書く際、インクが重なる事が無ければ、
カリカリと引っかかる感じもなく、なめらかに書けるでしょう。
まとめ
ここまで、 サクラが出している500円以下のボールペンのうち、
油性インクのボールペンについて徹底比較してきました。
サクラの油性ボールペンは種類が多くはないとはいえ、軸が太かったり、コンパクトなものであったりと個性があると思います。
一方、全体として少し発色が薄く感じました。
以下に、「シリーズごとの替え芯の種類」と「替え芯ごとの対応ボールペン」の表をまとめました。
どれを選ぶか、好みや用途によって違ってくると思いますが、よりいいものを選択して頂ければうれしいです。
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