学生や社会人はもちろんのこと、だれもが日常生活の中でボールペンを使うと思います。
でも、たくさんのメーカー、種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。
この記事ではボールペンの様々な種類やその特徴を踏まえ、選ぶ際のポイントについて説明していきます。
また、株式会社パイロットコーポレーション(以下パイロット)の出しているボールペンを比較し、オススメをボール径ごとに紹介していきます。
なお、書き心地の表現方法として、「なめらか」、「ぬるぬる」、「カリカリ」、「引っかかる」といった言葉を用います。
イメージして頂ければと思います。
パイロットの特徴
まずパイロットという会社について簡単に触れておきます。
パイロットは1918年創業ですが、その始まりは万年筆メーカーでした。世界に誇れる日本初の純国産万年筆を開発したのです。現在でも万年筆は特に有名で、高級品から普及品まで様々なラインナップがあります。そんなパイロットですが、現在はそれ以外の筆記具も手掛けていて、ボールペンをはじめさまざまな文房具を製造・販売し、総合筆記具メーカーになっています。世界でもトップシェアです。
パイロットの特徴は種類の多さにあります。色々な特徴を持たせた商品と価格の設定で、どれを選ぶか迷ってしまいます。
この記事では500円以下のボールペンをご紹介します。
パイロット のボールペンの一番のオススメ(ボール径ごと)
以上の ボールペンの選び方のポイントを踏まえ、 パイロット のボールペンの中で一番のオススメを紹介します。
用途によっても異なると思いますのでボール径を0.3mm-0.38mm、0.4mm-0.7mm、それ以上、に分けることにします。
なお、インクの種類ごとの比較については下記を参照してください。
パイロットのボールペン(水性) 徹底比較(500円以下)
パイロットのボールペン(ゲルインク) 徹底比較(500円以下)
0.3-0.38mm
細字ですので、細い文字等を書きたいときの場合です。手帳用などがあげられるでしょう。
このボール径の中では、油性ボールペンのアクロ500(0.3mm)とゲルインキのジュース(0.38mm)の2つを比較します。
オススメは、アクロ500(0.3mm)です。
まず書き味ですが、ボール径が細く油性インキのアクロ500のほうが何となくなめらかに書けました。
ジュースのほうは、引っかかる感じが強い印象でした。
また写真を見ると分かる通り、アクロ500のほうが線幅が細いです。ボール径もありますが、油性インキの特性もあると思います。このボール径での用途はなるべく線幅が細いほうが良いはずですから、線幅の点でもアクロ500でしょう。
加えて、ペンの大きさもアクロ500はジュースより太さも長さもスリムです。
ジュースを選ぶとすれば、可動式クリップがいいという人向けになります。
0.4mm-0.7mm
このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。
このボール径の中では、ゲルインキのジュースアップ04(0.4mm)、水性インクのVコーンノック(0.5mm)、油性インクのアクロボール150(0.7mm)の3つを比較します。
オススメは、ジュースアップ04(0.4mm)です。
書き味は、ジュースアップ04とアクロボール150はほぼ同じ、Vコーンノックは少し固めでした。
線幅は写真の通り、水性のVコーンノックが太くなっています。
0.4mm-0.7mmというボール径での用途は上述の通り、ビジネス用や学習用がメインです。その中で文字を書くとなると書き味、適度な線幅が大切です。
そう言った点を考慮するとジュースアップ04が一番いいと思います。
またジュースアップ04のデザインも、今までのボールペンと違い重厚感がありとてもいいと思います。
1.0mm以上
大きい文字を書きたい場合(あて名書きなど)です。
このボール径での比較は、水性インクのVコーンノック(0.7mm)、油性インクのアクロボール150(1.0mm)、ゲルインキのジュース(1.0mm)の3つを比較します。(Vコーンノック0.7mmですが、太いのでこちらに入れています)
一番のオススメは、ジュース(1.0mm)です。
このボール径になると、書き味はどれもほぼ同じでスラスラ、なめらかに書けます。
その中で用途にあうとなると、より線幅が太いものがいいと思います。
写真を見ると分かるようにジュースが適しています。
一方、ボール径1.0mmクラスで文字をはっきり書きたいという場合は、アクロボール150もいいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。本当にラインナップが多くどれがいいのか迷ってしまいます。よく吟味して頂ければと思います。
この記事が参考になればうれしいです。
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