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SAKURAのボールペン(水性インク) 徹底比較(500円以下)

いろいろなメーカーから出ているボールペン。
この記事では、SAKURAが出している500円以下のボールペンのうち、
水性インクのボールペンについて徹底比較
していきます。

なお、比較は実際の見た目(写真付き)、書き心地を中心に行っています。

シリーズごとの比較

ボールサインiD( ボール径:0.4mm、0.5mm  替え芯:ボールサインノック式用レフィル(ボールサインiD用)0.4、0.5)

特徴

6色の黒インキが大きな特徴です。

  • 普通?の黒のピュアブラック
  • 青色系の入ったナイトブラック
  • 茶色系のモカブラック
  • 緑色系のフォレストブラック
  • 赤色系のカシスブラック
  • 紫色系のミステリアスブラック

があります。

「新感覚iD設計」のボディで、丸みの帯びた六角形の形をしています。
その形に指をしっかりとフィットさせれば書きやすいですが、慣れも必要かもしれないと感じました。
初めは、この形のボディのどこを持てばいいのか、少し戸惑いました。

ノック部分とクリップ部分がくっついた形になっていますが、
カチカチと、とてもがあります。出来て心地いいです。

書き味ですが、0.4mmも0.5mmも、共にとても書きやすいです。
水性インクなので、ものすごく滑らかとか、カリカリということはありませんが、
だからと言ってものすごくサラサラと言うわけでもありません。
ただこれはいい意味です。
文字をしっかりと書け、しかも書きやすいです。
ボール径による違いもそれほど感じませんでした。

書き比べ

ボールサインiDplus( ボール径:0.4mm、0.5mm  替え芯:ボールサインノック式用レフィル(ボールサインiD用)0.4、0.5) 

特徴

ボールサインiDplusは、ボールサインiDのデザインに改良を加えたシリーズです。
違うのは、
・黒インキの種類が、ピュアブラック、青色系のナイトブラック、緑色系のフォレストブラック3種類
・クリップ部分が、光り輝くシルバークリップ
ペン先の形や素材を変え、重心が低く、書く際に見やすい
と言った点です。

実際、ボールサインiDplusのほうが、ボールサインiDよりも重みを感じ、安定しています。

替え芯はボールサインiDと同じなので、その点での書き味の違いは上記のボールサインiDを参照してください。

ボールサイン80 (ボール径:0.6mm、替え芯:ボールサイン80レフィル )

特徴

価格が80円なので、ボールサイン80なのでしょうか。
水性インクのため、とても色の種類が多いです。
透明なボディで、インクの色や残量がよく分かります。

ボール径は0.6mmと珍しいですが、水性のため、油性の同じボール径のものと比べれば書き幅は太くなります。
書き味は、水性インクの特徴がよく出ていて、サラサラと軽く書けます。
また発色もいいです。

ボディが丸いので、ペンを置く時にキャップを付けていないとコロコロを転がってしまいます。
そのキャップの小さいので、無くさないように注意したいです。

ボールサインアクアクリップ (ボール径:0.8mm  替え芯:なし)

特徴

ボールサイン80と同じく、透明なボディです。

メーカーのホームページを見ると、「ふっくらした文字が描けます」といううたい文句ですが、
確かに水性インクであり、0.8mmというボール径もあってか、
書き幅はかなり太くなります。ノートに文章を書くためのものではないと思います。
何か大きい文字やイラスト用でしょう。
実際、発色はとてもきれいです。

書き味は、水性インクらしくとてもサラサラでインクがよく出ている感じです。
言いかえればインクがすぐに無くなるかもしれません。
また、インクの渇きが遅く感じます。
筆記の際にインクが手に付いたり、薄い紙なら裏うつりしたりするのは、ほぼ確実でしょう。

書き比べ

ボールサインアクアクリップ細字 (ボール径:0.6 mm  替え芯:なし)  

特徴

ボールサインアクアリップのボール径が0.6mmバージョンです。
「細字」というだけあって、0.8mmのボールサインアクアリップよりもだいぶ細くなったように思います。わずか0.2mmの差なのですが。
そのためノートに文章を書くのにもいいと思います。

0.6mmというボール径は、ボールサイン80と同じですが、それでもアクアリップのほうが太感じます。

書き味ですが、何となくかすれるような感じがありました。
インクがかすれるのではなく、引っかかると言いますか、そういう感じです。

ボールサインノック0.4 / 0.5 (ボール径:0.4mm/0.5mm、替え芯: ボールサインノック用レフィル 0.4 / 0.5 )

特徴

ゲルインキのボールペンです。
デザインに特徴があり、キャップのほうは細いのですが、グリップ部分は太い形状です。
握った時に特に違和感はありませんでした。
また、他のボールペンと比べると、少し短めです。(1センチくらい)
名前の通りノック式です。

0.4mmの書き味ですが、とてもいいです。
この細さだと引っかかり感やかすれが気になりますが、そういった心配はまったくありません。
ゲルインキというのもあり、なめらかに書け、しかもカリカリ感もありません
両方のバランスが取れていて、書いている感があります。

0.5mmのほうは、さらになめらかさがアップし、より書きやすくなりました。
両方を書き比べると、ボール径が小さい分、やはり0.4mmは引っかかりがあるんだ気付きました。

書き比べ

グロッソ (ボール径:0.5mm 、 替え芯:ボールサインノック式用レフィル0.5)

特徴

比較的軸が細いサクラの水性ボールペンシリーズの中で、唯一軸の太いボールペンです。
ただ、少し太いかなという印象で、女性はなおさらそう感じるかもしれません。
クリップ部分に関しては、他のシリーズはクリップ部分がとても小さいのですが、
グロッソは可動式クリップです。

グロッソもゲルインキです。

書き味はというと、サラサラ、なめらかに書けるのですが少し固めでカリカリ感が強いと感じました。
同じボール径・ゲルインキである上述のボールサインノックの0.5mmと書き比べても、そう感じました。
筆圧が強く、しっかりとした書き心地が好みの人にはこちらがいいと思います。

ボールサインNX (ボール径:0.4 / 0.5mm、替え芯: ボールサインノック式用レフィル 0.4 / 0.5)

特徴

ボール径(太さ)による比較

ここでは、油性インクシリーズの中で、同じボール径(線幅)のものを比較しました。

0.4mmの比較

0.4mmのボールペンは、ボールサインiD、ボールサインiDplus、ボールサインノック04の3種類になります。 ボールサインiD、ボールサインiDplusは替え芯は同じになりますので、デザインの改良による書き味の変化が比べるポイントになります。

この中でのオススメは、ボールサインノック04です。
ボールサインiDのほうが少しなめらかで、ボールサインノック04のほうが少し引っかかり感があるのですが、ボールサインノック04のほうがなぜか書いた感じが軽い感じがしました。
実際の大きさ、重さなども関係しているのかもしれませんが、何となく、ボールサインノック04のほうが良いと感じました。

また上述しましたがボールサインiDは、やはり持ち方に慣れが必要だと思います。

0.5mmの比較

0.5mmのボールペンは、ボールサインiD、ボールサインiDplus、ボールサインノック04、グロッソの4種類になります。 ボールサインiD、ボールサインiDplusは替え芯は同じになりますので、デザインの改良による書き味の変化が比べるポイントになります。

この中でのオススメは、ボールサインノック05です。
ボールサインiDとボールサインノックとの比較は、上述の0.4mmと同じなのでそちらを見て頂きたいです。

グロッソは、この中では一番カリカリ感がありました。
しかも軸が結構太めで持ちにくさを感じます。
もちろん、手の大きさは人によりけりではありますが、男性でも太く感じると思います。
女性ならなおさらです。

0.6mmの比較

0.6mmのボールペンは、ボールサイン80とボールサインアクアリップ細字の2種類になります。

オススメは、ボールサイン80のほうです。
書き比べると、よりなめらかで、インクが出過ぎる事もありません
アクアリップは、結構カリカリ感があり、インクもたくさん出ている感じがあります。
発色がいいとも言いますが。

水性インクシリーズの中での一番のオススメ

上記の比較を通して、水性インクシリーズの中で一番のオススメを紹介します。
サクラが出していく水性インクシリーズは、ボール径が0.4mm-0.8mmです。
このボール径は用途として、基本的に同じだと思うので一緒に比較します。

0.4mm-0.8mm

このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。

比較するボールペンは、ボールサインノック04、ボールサインノック05、ボールサイン80、ボールサインアクアリップの4種類です。

その中での一番のオススメは、ボールサインノック05です。
ボールサインノック05がなめらかさ、引っかかり感、筆跡のバランスが一番いいと感じました。

ボールサインノック04は少し引っかかり感が強いです。

ボールサインノックが水性インクの分類の中でのゲルインキなのに対して、
ボールサイン80とボールサインアクアリップは水性インクなので、
同じところでの比較がどうなのかという感じもするのですが、
そのなかで比べると、どうしてもインクがたくさん出ている感じと乾きが遅いのがネックでした。

まとめ

ここまで、 サクラが出している500円以下のボールペンのうち、
水性インク(ゲルインキ含む)のボールペンについて徹底比較してきました。


以下に、「シリーズごとの替え芯の種類」と「替え芯ごとの対応ボールペン」の表をまとめました。

どれを選ぶか、好みや用途によって違ってくると思いますが、よりいいものを選択して頂ければうれしいです。

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