学生や社会人はもちろんのこと、だれもが日常生活の中でボールペンを使うと思います。
でも、たくさんのメーカー、種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。
この記事ではボールペンの様々な種類やその特徴を踏まえ、選ぶ際のポイントについて説明していきます。
また、ゼブラ株式会社(以下ゼブラ)の出しているボールペンを比較し、オススメをボール径ごとに紹介していきます。
なお、書き心地の表現方法として、「なめらか」、「ぬるぬる」、「カリカリ」、「引っかかる」といった言葉を用います。
イメージして頂ければと思います。
ゼブラの特徴
まず ゼブラ という会社について簡単に触れておきます。
ゼブラは1897年に創業した筆記具メーカーです。シャープペンやボールペンなどの筆記具に特化していて、その他の文房具は作ってはいません。その分、筆記具に関する開発技術は非常に高いです。代表的な商品には事務用の透明軸のボールペン、マッキー、3色ボールペン、シャーボ、ブレンなどがありますが、それを見てもその技術力が分かります。
ボールペンのメーカーとしては、三菱鉛筆やパイロットなどと並び、国内シェアの高い会社です。
ゼブラという名前の由来ですが、シマウマから来ています。シマウマは群れで行動し、協力し合う動物とされています。それで、社員全員がそのシマウマ(ゼブラ)のように、団結するのを願ってつけられた社名です。
この記事では筆記具の中の、ボールペンを紹介します。
ゼブラのボールペンの一番のオススメ(ボール径ごと)
以上の ボールペンの選び方のポイントを踏まえ、ゼブラのボールペンの中で一番のオススメを紹介します。
用途によっても異なると思いますのでボール径を0.3mm、0.4mm-0.7mm、それ以上、に分けることにします。
なお、インクの種類ごとの比較については下記を参照してください。
ゼブラのボールペン(エマルジョンインク) 徹底比較(500円以下)
ゼブラのボールペン(ジェルインク) 徹底比較(500円以下)
それぞれのインクでの一番のオススメをさらに比較しました。
0.3mm
細字ですので、細い文字等を書きたいときの場合です。手帳用などがあげられるでしょう。
ゼブラが出しているボールペンの中でこの細さのボール径は、サラサナノだけです。
よって、このボール径での一番のオススメはサラサナノです。
書き味については、ジェルンインクのところでも触れていますが、ここで繰り返しますと、
軸内部の構造に「うるふわクッション」という筆記時のガリガリ感を吸収し、インクを安定して排出させる機構を採用することにより、0.3mmという細字でもなめらかに書けます。
これが0.3mmかと驚くくらいです。
0.4mm-0.7mm
このボール径は、普段使い(仕事用、学習用、家での使用)で使用する場合におすすめです。

このボール径の中では、油性ボールペンのジムノックUK0.7mmと、エマルジョンインクのブレン0.5mm、ジェルインクのサラサドライ0.5mmの3択になります。
おすすめは、エマルジョンインクのブレン0.5mmです。
なめらかさについて言えば、
なめらかさ大 ジムノックUK > ブレン > サラサドライ でした。
ただ、書いて比べてみると、ジムノックUKはなめらか過ぎて、すべってしまう感じがありました。
一方、ブレンは、なめらかさとカリカリ感のバランスが良く、しっかりと書いている感があります。トメ、ハネがしっかりできます。
サラサドライもバランスが取れているのですが、写真のように0.5mmでも線幅が太く、用途によっては文字が重なってしまうかもしれません。ただ、発色はとてもいいです。
以上を踏まえると、0.4mm-0.7mmの中での一番のオススメはブレン0.5mmとなります。
1.0mm
大きい文字を書きたい場合(あて名書きなど)です。

ゼブラのボールペンのボール径は最大で1.0mmです(500円以下において)
それを踏まえ、このボール径での比較は、油性ボールペンのタプリクリップ1.0mmと、エマルジョンインクのスラリ1.0mm、ジェルインクのサラサクリップ1.0mmです。
一番のオススメは、エマルジョンインクのスラリ1.0mmです。
このボール径になると、どれも書き心地はとてもなめらかです。カリカリ感はまったくありません。
それでどれを選ぶかは、線幅が一つの考え方になると思います。1.0mmは比較的大きな文字を書く場合に用いるでしょうから、その観点で、またバランスを考えると、スラリでした。
油性のタプリクリップは、この中では細めです。
エマルジョンインクのサラサクリップは、かなり太めです。
書く文字の大きさによって選んでいただければと思いますが、ここでは中間のスラリを一番のオススメとしたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか。ボールペンの国内シェアトップを争う会社だけあって種類も豊富で、魅力的な商品がたくさんあります。ボールペン選びの際にはゼブラも含めて検討するのはいかがでしょうか。
この記事が参考になればうれしいです。
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