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左利きの人におススメのボールペン

日本では左利きの人が約1割いると言われています。(統計によりばらつきはあるようです)
左利きの人には、右利きの人には分かってもらえない悩みが色々ありますよね。
ボールペンについてもそうです。
例えば、

1.インクが手に付いたり、紙ににじんでしまう。
2.文字が手に隠れて見にくい
3.文字がインクが出にくく、かすれやすい

等です。

しかし残念ながら、左利き専用のボールペンというものはありません。

この記事では、それぞれの悩みが解決するボールペンをご紹介します。

左利きの人がボールペンを使用する際の悩みと解決方法

それでは、左利きの人がボールペンを使用する際に持つ悩みについて、上で紹介した3つについて、それぞれ解決法を紹介していきます。

1.インクが手に付いたり、紙ににじんでしまう

大体の文字は左から右に書きます。そのため、書いた文字の上に手を置いて書き進めていくことになります。その結果インクがまだ乾いておらず、手に付いてしまいます。

解決方法

速乾性インクのボールペンボールペンを使いましょう。

解消する方法の一つは、インクの乾きが早いボールペンを使うことです。

ではインクの乾きが早いボールペンにはどんなものがあるでしょうか。各メーカーで速乾性を打ち出しているボールペンは色々ありますが、以下の通りです。

なお、水性インクは基本的にどれもインクの乾きが遅いようです。

ゼブラ
サラサドライ:「ドライジェル」という超速乾性の成分を配合している低粘度のジェルインクのボールペンです。実際、左利きの人たちの評価も高いようです。

 

ぺんてる
エナージェルシリーズ:「スッと書けて、サッと乾く」がうたい文句のゲルインキボールペンです。なめらかな書き心地と速乾性がウリです。

 三菱
ユニボール ワン:ユニボールワンのために開発したゲルインクのボールペンです。


ジェットストリーム:超・低摩擦ジェットストリームインクの油性ボールペンです。

 

2.文字が手に隠れて見にくい

右利きの人は文字を書いて、そこからどんどん離れていく方向に手が動きますが、左利きの人場合、手は書いた文字を覆う方向になってしまいます。

そのため首を傾けるか、ボールペンを傾けるかのどちらかの対策を取っているかもしれません。ボールペンを傾けている場合、あまり傾けすぎると今度はペン先のボール部分ではないところが紙に当たってしまいます。

解決方法

ボールペンを傾けても、ペン先のチップが紙に当たりにくい構造のペンを選びましょう。

ゼブラ
・油性インク全般(ジムノック、タプリ、スラリなど)

ゼブラのボールペン(油性インク) 徹底比較(500円以下)

・ボール径の大きな(0.7mm以上)ジェルインクタイプ(サラサクリップなど)


・サラサドライ0.5mm、0.7mm

 

パイロット
ジュース アップ:ペン先のチップの構造を、独自開発したシナジーチップというのものにして、手元が見やすく滑らかに書けるボールペンです。

三菱
ユニボール シグノ RT1:ペン先のチップ先端の角をなくし、ペン先と紙の摩擦を軽減しています。

3.文字がインクが出にくく、かすれやすい

大体の文字は左から右に書きます。そのため、右利きの人は大体が引いて書くことになりますが、左利きの人は押して書くことになります。つまり、ペン先のボール部分を押していることになるわけです。そうすると、ペン先からのインクの出が悪く、かすれてしまうのです。

解決方法

押して書いてもインクが出るボールペンを使いましょう。

インクの特性として、油性インクは押し書きしても、インクの出が比較的安定しています。またボール径の大きなジェルタイプのインクも、インクの排出量が安定ています。

ゼブラ
・油性ボールペン(ジムノック、タプリ、スラリなど)

ゼブラのボールペン(油性インク) 徹底比較(500円以下)

・ボール径大のジェルインク(サラサクリップ0.7など)


・サラサドライ:右から左に文字を書く『押し書き筆記』用に開発したボールペンです。

パイロット
・アクロシリーズ:アクロインキは粘度を一般的な油性ボールペンの1/5にすることで、ボールがスムーズに回ります。

・ジュース アップ:ペン先のチップの構造を、独自開発したシナジーチップというのものにして、押し書きでもインクが出やすくなっています。

三菱
・ユニボール シグノ RT1:新配合のシグノインクにより、ペン先と紙の摩擦抵抗を軽減し、なめらかな書き味になっています。

・パワータンク:圧縮空気で押し出すことでインクを出すという構造の加圧式ボールペンです。

・ユニボール シグノ 307:メーカー自体が、左手で書いてもかすれにくいということをウリにしています。

まとめ

 以上、3つのケースについて、オススメのボールペンを紹介してきました。
どれか一つというよりは、3つすべてに当てはまる人が多いとは思います。
紹介したボールペンを色々試して、「これだ」というものを見つけていただければ嬉しいです。

 

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